弊所のお客様のお六櫛本舗が弁理士会の広報誌「パテントアトーニー」の2025春号の「ヒット商品を支えた知的財産権」に掲載されました。このコーナーに載ると、将来、弁理士会の冊子「ヒット商品はこうして生まれた」に掲載されることになります。
店主の古畑さんとお会いしたのはおおよそ5年ほど前。
値段を聞いて、高いのは1本100万のものがあると聞いて驚きました。
画像は、弁理士会の取材時に撮影させてもらった梳かし櫛の両歯タイプ。
上の歯は粗目で普通の西洋櫛と同じです。歯と歯の間に峰(しのぎ)はなく平行です。
注目は、下の細かい歯の方。
こちらは、手挽きという方法で造り込みます。材料の木も固いので、一人前の職人になるには相当な修業が必要なのだそうです。
この手挽きでは、左右から手鋸を充てて、歯と歯の間に、鋭角になった峰(しのぎ)を造り込みます。これがお六櫛の1つの特徴で、髪についたゴミを取ることができるのだそうです。昔の人はシャンプーをしなかったと言いますが、日常の中に、こういう櫛があったのですね。
