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世界トップ投資家の共通言語

隙間商品開発研究会で登壇頂いたペンローズジャパンの曽我有希さんの本が出たので拝読しました。
2020年12月のことでした「海外事情とアフターコロナの見通し」という演題で講演頂いたのです。
サブタイトルは、「大化けする人と企業を見いだすために何を見ているのか」です
ヘッジファンドにおられたというご経験から、前半は、投資家がどういうところを見て出資先を決めているのかを解説。
PMFならぬFMF。PMFしている商品でもファウンダーがマーケットにフィットしてないと投資先にならないそうな。これは鷹の爪団の総統も言っていた。レオナルド博士が作った商品でも吉田君ではダメな時がある。
後半は、上場企業の中の人がどうあるべきか、なぜ日本のIPOは上場ゴールが多くゾンビ企業化してしまうのかや、プロ投資家の株の売り買いの視点を解説。いかに情報を集め、分析することが重要かがわかります。
これらが「共通言語」の意味するところです。
スタートアップ支援をしている人や起業家は基礎知識として前半だけでも読んでおいた良いです。
弁理士業にもまあ参考になりますね。顧客のビジネスモデルを見る目も大切ですからね。
何より、日本はまだまだいけますよというメッセージがちりばめられていて、仕事のやる気が出る本です。

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